【カザフスタン】ボクシングの“GGG”ゴロフキンが五輪委員長に サピエフは副委員長候補

カザフスタン

首都アスタナで26日に開かれたカザフスタン五輪委員会の会議で、ボクシングの元ミドル級世界王者で「GGG(トリプルG)」のニックネームで知られるゲンナジー・ゴロフキンが、委員長に就任することが賛成多数で決まった。現地メディア「アスタナ・タイムズ」が26日速報で伝えた。

カザフスタンはボクシング強豪国。なかでもゴロフキンはKO率80%を超えるハードパンチャーで、その圧倒的な強さから世界のボクシングシーンでもファンを多く持つ名選手だ。2004年のアテネ五輪では銀メダルを獲得、2022年の世界戦ではロンドン五輪の金メダリスト、村田諒太にも勝利している。

また五輪委員会の副委員長には、同じくボクサーでロンドン五輪ウェルター級金メダリストのセリク・サピエフが候補になっている。サピエフは現地メディアの取材に「ゴロフキンの新たな挑戦を真摯にサポートしたいと思う」と答えている。

世界的にも知名度があり、自身がアメリカ在住という国際派でもあるGGGの委員長就任で、スポーツを軸にしたカザフスタンと各国の交流が、さらに広がることが期待されている。

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