【カザフスタン】中国人観光客が20倍に…習近平主席も猛プッシュ

カザフスタン

国営企業「カザフ・ツーリズム」のカイラット代表は、中国からカザフスタンを訪れた観光客の数が2023年に36万人で、前の年のおよそ20倍に上ったことを明らかにした。現地メディア「アスタナタイムズ」などが報じた。

この情報は、3月29日に中国北京で開かれた「カザフスタンー中国観光・投資年」を記念するフォーラムの場で明かされた。

カザフスタンは中国人観光客の受け入れを強化し続けていて、2023年11月には、両国間を行き来する上でビザ免除の措置をスタートしていた。

さらに2024年は観光年として中国人観光客の受け入れをさらに強化する。この取り組みに先立ち、習近平国家主席とトカエフ大統領が会談するなど、政経両面の環境整備を済ませていた。

カイラット氏は「2024年は50万人を目標」としている。

中国人観光客を巡っては、日本国内でもその購買力の高さから「爆買い」として歓迎する声がある一方、京都などの観光地からはマナーや慣習の違いから敬遠される声やオーバーツーリズムへの批判もある。

今後、カザフスタンの美しい街並みや観光への影響や変化も注目される。

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