見渡す限りの地平線と、まっすぐに伸びた道、緑の大地を駆ける馬。
世界の屋根、天山山脈の頂を臨む大自然。
「草原の国」と呼ばれるカザフスタンは、ほかでは出会うことのできない雄大な自然が魅力です。
でも「ツアー旅行」の情報が多く、一人旅や自由旅行でどうやったら行けるのかわからない・・・
そんなギモンにお答えしていきます。今回は「飛行機の最適ルート編」です。
直行便なし!乗り換え便のみ
日本とカザフスタンを直接結ぶ、直行便と呼ばれる飛行機はありません。中国や韓国の空港を経由する「乗り換え便」を使いましょう。
おすすめは便利な「韓国」経由
おすすめの経由先は韓国です。
まず日本と韓国の間を行き来するための飛行機便はたくさんあるので、スケジュールをかなり自由に決めることができます。さらにピーチなどのLCC=格安航空も飛んでいるので、費用をぐっと抑えることもできるのです。
中国・北京経由は避けたい「意外な理由」
日本からカザフスタンに向かう時の、もう一つの有力な乗り換え地点が「北京」です。スカイスキャナーなどで検索すると必ず候補に出てきます。
が、北京経由はオススメしません。時々、様々な「予想外のトラブル」が起きてしまうためです。
- 北京空域で軍事訓練が行われたり、政府要人を載せた便の発着があったりすると、平気で、3時間や4時間ぐらいの遅延が起きます
- 北京首都国際空港のターミナル同士が離れているため、一度中国に入国する必要がある場合があります
- 中国の入国が必要になった場合、荷物検査が中国独自の厳しいルールのため、何かと没収されがちです (たとえばモバイルバッテリーなど)
- 北京首都国際空港が超広大なため、飛行機が着陸してから、乗客の乗り降り口まで走る距離が異常に長いことがある。(着陸後に30分近く走ることも)
- 案内表記に日本語がない
- 荷物検査の職員は全力で中国語で話しかけてくる
などなど大小さまざまな苦労が…
日本語表記もあり、乗り換えも安全でスピーディー、待ち時間は美味しい韓国料理も味わえる。
そんな韓国経由を強く強く、オススメします。
「シルクロードBIZ」では現地への渡航に役立つ情報なども発信していきますので、応援よろしくお願いいたします。
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