カザフスタン

カザフスタン

【カザフスタン】2024年の再エネ発電能力引き上げ計画

カザフスタン・エネルギー省のサトカリエフ大臣は2024年、再生可能エネルギーによる発電能力を243メガワット拡大する考えを明らかにした。通信社「Kazinform」が23日報じた。 大臣によると発電能力は500メガワットを原子力で、243メガワットを再エネで生産するという。
ウズベキスタン

中央アジア産業協力センター8月建設へ カザフとウズ国境に

カザフスタン貿易・統合省は16日、同国とウズベキスタンの国境地帯に、中央アジア産業協力国際センターを建設する計画を立ち上げたことを明らかにした。アスタナタイムズが20日に報じた。 センターは100ヘクタールの広さで、カザフスタンのテュルキスタン地区、ウズベキスタンのシルダリヤ地区に設立を計画。 また両政府の代表は15日に会合を持ち、計画のロードマップについて協議し、カザフスタンの投資機関およびウズベキスタンの「Global Textile Uzbek」グループが、第一号となる投資プロジェクトとして、繊維関連の完成品を生産する拠点を立ち上げることで合意した。生産拠点の設立は2026年、公式オープンは2027年中になる見込みだとしている。
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【順次公開中】カザフスタンの「ラーゲリ」抑留者らを描いた2映画、人気キックボクサーが主演

カザフスタンが舞台の映画、「阿彦哲郎物語 戦争の囚(とら)われ人」と「ちっちゃいサムライ 三浦正雄の子供時代」が、12月に東京で公開された。公式サイトで全国順次公開と告知されていて、東京のほかの地域での上映を心待ちにする人も少なくない。第二次世界大戦後、旧ソ連によって日本人数十万人が強制連行され、極寒のなか強制労働をさせられた「シベリア抑留」。独立前のカザフスタンへと連行された日本の民間人も多かった史実があり、その苦難を描いたのが今回の2つの映画。
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【3/24まで】世界遺産「大シルクロード展」 福岡アジア美術館で開催中

〜東洋と西洋を結ぶシルクロードは、地球の四分の一周にも及ぶ壮大な「旅路」です。古代から交易の路として栄え、各地で多様な民族が興亡し、多彩な文化が花開いてきました。人と物が、時には命をかけて草原や砂漠、雪山を越えてこの路を行き交い、駱駝の背にゆられて運ばれた文物は、遥か遠くの奈良へももたらされています。本展覧会では、洛陽、西安、蘭州、敦煌、新疆地域などの要衝で発見された、シルクロードの遺宝を紹介いたします。ペルシャの香り漂う文物や、東西文明が融合して生まれた絵画に金銀細工の宝飾品、インドから東漸した仏教文化の至宝など、シルクロード文化の精華は、あらためて人類の英知と限りない可能性を感じさせてくれることでしょう。とくに今回は、遣唐使など日本との縁が深い唐時代を中心とした名品を紹介するとともに、2014年に世界遺産に登録された遺跡の遺品も展示いたします。〜
カザフスタン

カザフスタンが「中央銀行デジタル通貨」で15日に初決済 マスターカードが技術提供

カザフスタンで初となる、中央銀行が発行するデジタル通貨での決済が15日に行われた。決済技術をサポートしたマスターカードが15日、発表した。その利便性の高さや、ブロックチェーンなどの先端技術への拡大の可能性を見据えて、中国やカンボジアがすでに導入を済ませているほか、日本でも導入をめぐる議論が進められている。
カザフスタン

カザフスタンの塗料メーカー「Alina」社を買収 日本ペイントHDが発表 現地でシェア1位誇る

東京と大阪に本社を置く大手塗料メーカー「日本ペイントホールディングス」は13日、カザフスタンの塗料メーカー「Alina Group LLP」社の株式75%を取得することを明らかにした。 「Alina」社はカザフスタンに本社を置き、ドライミックスモルタル材や塗料などの製造・販売を手がけるメーカー。中央アジア4カ国に製品を展開していて、カザフスタン国内では様々な製品がシェア1位を誇る。
カザフスタン

カザフスタン 愛知県のメーカーと「消防分野」でMOU合意 森林火災の対策めぐり

愛知県大口町の消火剤メーカー「ファイテック」は6日、カザフスタンでの「消防分野」、とくに森林火災の対策をめぐるMOU=包括合意を締結したことを明らかにした。 ファイテックは家庭向けの天ぷら油用消火剤などを扱う一方、林野火災に伴うCO2発生や森林減少などを抑える消火剤など、消防関連の化学製品を広く開発・製造するメーカー。
カザフスタン

カザフスタンで7日間ビジネス視察へ 北海道の企業家らが5日に出発 一次産業と寒冷地技術を強みに

北海道の企業や自治体などを対象に、JICA北海道と北海道経済産業局が主催した「カザフスタンビジネススタディツアー」が5日、北海道から現地へと出発する。 対象のビジネス領域は、農業や畜産業などの一次産業と、寒冷地技術が生かせる分野。 視察先は首都アスタナと、商都アルマティの2都市で、現地企業の訪問なども予定されている。 ツアーを企画した狙いとして、中央アジアの市場は成長が著しい一方、日系企業の進出はまだ少ないため先行者利益を確保できるほか、北海道企業にとっては気候的・風土的観点から寒冷地技術のノウハウを活かせる点を挙げている。
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11/17「カザフスタン世界投資ラウンドテーブル」@アスタナ

元企業の幹部、投資家、専門家など約500名以上が出席する。 ことしのテーマは ・エネルギー、資源 ・地方への投資 ・物流業 ・最先端技術 などが挙げられている。 会場は首都・アスタナのヒルトンホテル。公式サイトから、出席の申し込みができる。
カザフスタン

日本とカザフスタン 温室効果ガス削減を分け合う「二国間クレジット」で協力へ

駐カザフスタン日本大使館の山田大使と、ヌサンバエフ天然資源大臣は10月30日、カザフスタンの首都・アスタナで、温室効果ガスの削減をめぐる「二国間クレジット制度」づくりの協力覚書を締結した。 今年9月には、西村経産大臣が、中央アジア5ヵ国との間で「経済エネルギー対話」という会談の場を初めて設立したばかり。カザフスタン政府もグリーンエネルギーへの投資・政策に注力していて、日カ間のさらなる連携が進むものと予想されている。