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ウズベキスタン

【ウズベキスタン】韓国の高速鉄道を初輸入へ 大統領が共同会見で発表

韓国の尹大統領はウズベキスタン訪問中の14日、同国のミルジヨエフ大統領と共同会見を開き、韓国が開発した高速鉄道を輸出することで合意に至ったと発表した。現地報道の「UZ DAILY」や「朝鮮日報」などが伝えた。合意契約は「ヒュンダイ・ロテム」(現代グループ)と、ウズベキスタン鉄道公社などの間で締結。購入費用は300億円あまりに上り、「韓国輸出入銀行・対外経済協力基金」の出資を受ける。また同時に、「タシケント〜ウルゲンチ〜ヒヴァ」の鉄道ルートで、電動車両の供給やメンテナンスなども実施することとなった。
カザフスタン

【カザフスタン】日本の特許庁と協力し「知的財産セミナー」を開催

日本の特許庁とカザフスタンの知的財産庁は「知的財産分野に関する協力覚書(MOC)」を締結しています。その協力の一環として、5月28・29日に首都アスタナで「知財セミナー」が、下記の3部構成で開催されました。・商標審査 (商品名などの権利についての審査)・特許審査の品質 (特許にあたるかどうかを適正に審査する力)・模倣品対策 (違法なコピー品などへの対策)カザフスタンでは、日本の持つものづくりのノウハウに期待を寄せているため、日本側としては、特許を含めたノウハウが適正に共有される環境づくりを進めたい狙い。法制度などがより整えば、日本企業が進出しやすい素地が作られることになります。
ウズベキスタン

【中国〜キルギス〜ウズベキスタン】3カ国横断鉄道建設、習主席「アイデアから現実に」

中国とキルギス、ウズベキスタンの3カ国を横断する鉄道建設プロジェクトが動き出した。新華社通信や人民日報などが伝えた。6日、3カ国間調印式が北京で開催され、習近平国家主席、ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領、キルギスのジャパロフ大統領がオンラインで出席した。鉄道ルートは、中国の新疆ウイグル自治区・西部の都市「カシュガル」から、キルギスを経由し、ウズベキスタンへと通じる計画。将来的には西アジアや南アジアへと延伸する可能性もあるという。習主席は式典で祝意を表し、「中国と中央アジアの相互接続に関する戦略的プロジェクトであり、3ヶ国の『一帯一路』共同建設の協力におけるシンボル的事業だ。協定調印が、この鉄道建設プロジェクトに法的な下支えを提供したことになり、計画がアイデアから現実に変わることを示している」と述べた。また翌7日には中国外交部の毛外交官が記者会見で、「ウズベキスタンが1996年に鉄道の構想を初めて打ち出した。十分な意思疎通を経て、プロジェクトの実行可能性調査は昨年5月にほぼ完了している」と述べ、計画が具体的にスタートし始めたことを強調した。
ウズベキスタン

【ナヴォイ劇場で初開催】「日本ウズベキスタン文化フェスティバル」着物や神楽を披露

ウズベキスタンの「ナヴォイ劇場」で26日、「日本ウズベキスタン文化フェスティバル」が初開催された。主催は日本で自動車販売や飲食・物流業などを手がける「バルコムグループ」(広島市)。ウズベキスタンに進出し、ナマンガンでレストラン経営などをスタートしている。バルコムグループの山坂哲郎CEO(写真左)。広島でウズベキスタン投資に関するビジネスセミナーを開催するなど、これまでの活動に触れた上で「ウズベキスタンと日本の交流が、世界の平和につながってほしい」と期待を込めた。
ウズベキスタン

【外国IT人材】日本政府が在留資格の見直しへ 起業・就職しやすく 2024年度中に 

日本政府は13日、対日直接投資推進会議を開き、「優先的に取り組む16項目」を定めた。同会議は内閣府の特命担当大臣が主催し、経産大臣や総務大臣、外務大臣などが横断的に参加する重要プロジェクト。今回定められた16項目のうち、外国人材については以下の三つの取り組みが進められる。①在留資格の見直し(2024年度に課題・ニーズを調査、2025年度に措置を決定)②優秀な留学生の受け入れ支援(2030年度までに36.5万人へ。2019年は31.2万人)③半導体など重要分野の人材確保(2024年度に地方自治体と連携して調査、2025年度に措置を決定)※政府の公式資料はコチラ中央アジア諸国では、ウズベキスタンやカザフスタン、キルギスなどが国を挙げて、大学や専門校を次々と設立するなどしてIT人材の育成に力を入れている。またウズベキスタンには日本企業(デジタル・ナレッジ)が運営する「ジャパン・デジタル大学」も進出して人材育成をすでに始めていて、今後中央アジアのIT人材への注目の高まりが見込まれている。
ウズベキスタン

【ウズベキスタン】「日本式カイゼン」など学ぶセミナー開催 日本企業が講師役に

首都タシケントに2000年開設された「日本センター」では、現地の人々向けに日本語教育や文化交流を実施している。その活動の一環で、「日本式カイゼン」などを学ぶビジネスセミナーが18日開催され、盛況となった。セミナーは、日本に留学経験のある「元日本留学生会」の会合として開かれ、ゲスト講師陣とあわせておよそ50人が出席した。在ウズベキスタン日本大使館の羽鳥隆大使が、冒頭の挨拶に登壇。日本留学を経験したのち、会社のマネジメント層で活躍する会員たちによる講演も。「日本式」をどのように取り入れているかなどの経験が紹介、共有された。ウズベキスタンで活動する日本企業も講師役となった。写真は繊維商社「増井」の時田知昇タシケント事務所長による講演。
ウズベキスタン

【ウズベキスタン】万博版ホストタウンは「奈良県」に 古代シルクロードのゆかり

東京オリンピックでは、日本各地の自治体が「ホストタウン」として、世界中の選手たちを受け入れ、宿泊や食事、送迎などの温かい対応をしたことは広く知られている。この「ホストタウン式」が2025年の大阪・関西万博でも採用されることになり、5月1日時点で日本の39自治体が、世界の参加国と交流を深めることがわかった。内閣官房が明らかにした。また中央アジアではウズベキスタンが、万博版ホストタウン(万博国際交流プログラム)に参加していて、パートナーは奈良県になっている。ユーラシア大陸の東西を結んだ古代シルクロードは、西がローマ、東が奈良の正倉院までたどり着くとも言われ、実際、正倉院には交易の歴史を伝える品々が残っている。そのゆかりのほか、ウズベキスタンの観光都市・サマルカンドと奈良県が友好提携を結んでいるほか、奈良市は姉妹都市となっているなど、人的交流はますます拡大している。また中央アジアとの交流をめぐっては今年、岸田総理と各国首脳が集まる「中央アジア+日本」対話の開催も計画されている。今回の万博版ホストタウンなどの奈良県・奈良市の取り組みを通じて、そうした国際交流の広がりに期待が寄せられている。
カザフスタン

【カザフスタン】駒澤大ボクシング部が金・銅メダルを獲得!

ボクシング界のレジェンド、GGGことゲンナジー・ゴロフキン擁するカザフスタンで、5月12~18日にボクシングの国際大会(19歳以上)「第3回エロルダ杯トーナメント」が開かれた。日本からは駒澤大学ボクシング部の岡聖選手(仏教学部4年)、荒竹一...
キルギス

【キルギス】AI=人工知能アカデミーが開所、中央アジア初 大阪の機関とMOU締結の動きも

キルギスの首都ビシュケクで4月27日、「AIアカデミー」の開所式が行われた。AI専門の学術・研究機関ができるのは中央アジアで初めてとされる。なかでもキルギスはIT人材をめぐって去年、大阪梅田にある産学連携機関「ナレッジキャピタル」と相互連携のためのMOU=覚書を締結。IT・フィンテック・ゲーム・AIなどの分野で、日本との結びつきを強めている。
キルギス

【キルギス】大使が和歌山県を訪問、知事「大学との連携応援」

駐日キルギス共和国大使館のオソエフ・エルキンベク大使は25日、和歌山県庁で、岸本周平知事を表敬訪問した。経済連携や、人的交流について意見交換がなされ、岸本知事はXで「キルギスと和歌山大学との連携を応援する」とポスト。また知事訪問を前に、24日には和歌山大学の本山学長のもとを訪問し、大使から「キルギスの大学との連携深化」の要望が伝えられていた。