中央アジア

ウズベキスタン

【ウズベク語コンテスト】東京外語大の日本人留学生が優勝 民族楽器ドゥタールも弾きこなす腕前

ウズベキスタンに留学中の、東京外語大学国際社会学部の3年生、家亀琳果さんが、10月18日に開催された外国人ウズベク語コンテスト、「ウズベク語はわが心の翻訳者(O‘zbek tili – qalbim tarjimoni)」で優勝の栄冠に輝いた。コンテストには、同国内の高等教育機関に在籍する外国人学生が参加。予備審査を通過した15人が本審査に臨んだ。家亀さんは最終審査で民族楽器ドゥタールの演奏を披露し、ウズベク語で歌い上げて最高評価を得たという。家亀さんの留学先は、日本語学科の名門として知られる「タシケント国立東洋学大学」。同大学からはSILKROAD BIZの編集メンバー、たかし氏も輩出している。
ウズベキスタン

【人材】「来年は20万人以上の人材を先進国へ」ウズベキスタン首相が海外雇用の拡大を計画

ウズベキスタンのアブドゥラ・アリポフ首相は11月20日、内閣の短期・長期それぞれの行動計画を発表し、その中で海外人材(労働移民)の目標について、「2025年中に市民20万人以上を、先進国で雇用されるように促進する」との考えを明らかにした。現地メディア「Gazeta.uz」などが報じた。対象となる先進国は、日本、ドイツ、イギリス、韓国、イスラエル、カナダ、トルコなど21の国々。雇用を後押しするために、政府は専門的な技術や外国語の学習などの機会を提供するとしている。またこうした海外人材を拡大する方針は「2025年にとどまらず、長期的に続ける」とも述べた。
ウズベキスタン

【教育】中央アジアの留学生向け奨学金財団を設立 京都橘大学とデジタルナレッジが発表

京都橘大学(京都市山科区)と、ウズベキスタンでのIT教育を手掛けるデジタル・ナレッジは11月18日、中央アジアの学生向けの奨学金事業を行う財団を設立したと発表した。財団名は「一般財団法人 中央アジア高等教育奨学金財団」。中央アジアから日本に来る留学生に対し、財団が奨学金の給付のほか、インターンシップ受け入れ先の開拓などのキャリア支援などを行う。また大学での学位取得後には日本での就労をサポートし、そこで得た経験・ノウハウをもとに自国へ帰ったのちにも活躍できる人材を育てることを目的としている。奨学金のスキームは、年間14万円の給付で、募集は1学年15名。2025年度より実施する予定だという。財団には元参議院議員で公益財団法人国際人材交流支援機構の小見山幸治氏が理事長に、デジタル・ナレッジ社長、京都橘学園理事長らが理事に就任した。
ウズベキスタン

【ウズベキスタン→日本の留学呼びかけ】筑波大、名大が留学説明会を開催

筑波大学は2024年11月5-8日の期間に、ウズベキスタン国内の数カ所で、ウズベキスタンの学生向け「留学フェア、説明会」を開催した。名古屋大はウズベキスタン事務所を開設しているなど、同国との交流拡大に注力している。
ウズベキスタン

【ガス開発】東洋エンジがガス関連でウズ企業、トルクメン企業と協力締結

化学プラントや発電所などの研究開発、設計などを手掛ける東洋エンジニアリング(本社東京)と伊藤忠商事は11月8日、ウズベキスタン企業との3社間で、ガス関連プロジェクトを中心とした協力協定書を締結したと発表した。ウズベキスタンの「Uzkimyosanoat」社は、同国内でガス関連などの投資計画があり、それを日本側の2社が参加・サポートする形。協定書は、8月に岸田前総理の中央アジア歴訪予定にあわせて開催された「中央アジアビジネスフォーラム」の場で締結され、10月31日に東京で締結式が行われた。東洋エンジニアリングは9月27日、トルクメニスタンの国営企業「Turkmenhimiya」社とも、ガス関連プロジェクトを中心とした投資案件での協力協定を締結したと発表したばかり。同社の中央アジア進出が活発になっている。
カザフスタン

【カザフスタン】三菱商事と外務次官ら会談 水素などインフラ開発めぐり協力方針

三菱商事アルマトゥイ駐在事務所の杉田哲也所長と、アリベク外務次官、国営企業「カザフインベスト」のマディヤル副会長が11月13日に会談し、同国の持続的な発展に向けたプロジェクトを進める考えで一致した。現地報道「アスタナタイムズ」が伝えた。三菱商事側からは、CO2削減などに焦点を当てた戦略について説明があり、中でも水素を活用するインフラの構築やエネルギーソリューションなどのプロジェクトが紹介された。首都アスタナでは8月、岸田前総理の中央アジア歴訪にあわせたビジネスフォーラム「C5+Japan」が開催されていたが、三菱商事を含めた日本側の出席企業によるビジネスの動きが活性化しているとした。
イベント・セミナー

【11/23-ラストチャンス】大シルクロード巡回展は京都が最後!約200点の宝物が遺す悠久の歴史

世界遺産認定後、中国国外で初めて行われる大規模展覧会、「世界遺産 大シルクロード展」。去年9月から始まった、全国を巡る巡回展でしたが、ついに2024年11月23日開幕の「京都展」で閉幕を迎えます。44点の一級文物をはじめ、中国国内27ヶ所の博物館から約200点の宝物・美術品などを集めた展示会、ぜひお見逃しなく!
ウズベキスタン

【アパレル】途上国支援で「カンブリア宮殿」にも出演の有名女性社長 ウズベキスタンで講演

「発展途上国から世界に通用するブランドづくり」を目指し、アパレル・雑貨のものづくりを手掛けるマザーハウス(東京)の山口絵理子社長が、11月9日、ウズベキスタンでスピーチを行ったと発表した。会場は首都タシケントにある「大統領付属国家行政アカデミー」で、中央政府や地方行政の関係者が出席。「ものづくり産業の振興と、地域経済の発展」をテーマに、マザーハウスの取り組みなどを1時間にわたり紹介したということです。山口社長はテレビ東京「カンブリア宮殿」や毎日放送「情熱大陸」などに出演したほか、起業家としての実績やアイデアを称える賞を数多く受賞している。
イベント・セミナー

【11/19オンライン】キルギスビジネスセミナー JICA・大阪産業局・KRJCの共同開催

「ユーラシア大陸の中央に位置し、豊かな自然とシルクロードの要衝として歴史的に栄えたキルギス共和国。山岳国でありながら、周辺諸国へのアクセスの良さと安価なビジネスコストから外国資本による倉庫やドライポートの建設も進み、日本企業の注目を集めつつあります。JICAの民間連携事業の活用経緯等を含めた実際のご経験を語っていただきます。」
ウズベキスタン

【便数が倍以上に】韓国ーウズベキスタン間の直行便増へ 日本からのアクセスも向上

ウズベキスタンと韓国の航空当局は、両国間を往復する旅客便の数を、現在の週10便から24便に増加させることで合意した。ソウルで開かれた、「韓国・ウズベキスタン航空会議」の場で両当局が覚書=MOUを交わす形で決まったもの。これまでは両国間を行き来できる航空会社の数に制限が設けられていたが、その規則を撤廃することが覚書のなかで盛り込まれた。増加する14便のうち、12便はタシケントーソウル間での運行。その他は韓国のチェジュ、ウズベキスタンのサマルカンドなど、首都ではない各地方空港の間を結ぶ計画だ。日本からウズベキスタンへ渡航する方々にとっては便の選択肢が増えることになり、より柔軟な旅行やビジネスのスケジュールが組めるようになると期待される。一方、日本とウズベキスタンの間の直行便の数は2024年11月現在で週2便。中国とウズベキスタン間の直行便の数は週100便へ増やす計画が発表されている。