発電

ウズベキスタン

【ガス開発】東洋エンジがガス関連でウズ企業、トルクメン企業と協力締結

化学プラントや発電所などの研究開発、設計などを手掛ける東洋エンジニアリング(本社東京)と伊藤忠商事は11月8日、ウズベキスタン企業との3社間で、ガス関連プロジェクトを中心とした協力協定書を締結したと発表した。ウズベキスタンの「Uzkimyosanoat」社は、同国内でガス関連などの投資計画があり、それを日本側の2社が参加・サポートする形。協定書は、8月に岸田前総理の中央アジア歴訪予定にあわせて開催された「中央アジアビジネスフォーラム」の場で締結され、10月31日に東京で締結式が行われた。東洋エンジニアリングは9月27日、トルクメニスタンの国営企業「Turkmenhimiya」社とも、ガス関連プロジェクトを中心とした投資案件での協力協定を締結したと発表したばかり。同社の中央アジア進出が活発になっている。
ウズベキスタン

【ウズベキスタン】「双日」がタシケントに駐在員事務所を開設 発電事業など拡大

総合商社「双日」(本社・東京)は7月、ウズベキスタンの首都タシケントに駐在員事務所を開設したと発表した。「双日」は2022年、国内で最大規模のIPP=独立系発電事業「シルダリヤ2」の事業権を獲得するなど、ウズベキスタンでの事業拡大に注力。同国内での事業拡大や新ビジネス開拓を進めるほか、ここを拠点として中央アジアでのビジネス拡大にも動くことにしている。「シルダリヤ2」は、ウズベキスタンの独立系発電事業のなかで日本企業が初めて手掛けることになったプロジェクト。フランスの電力公社、カタールの発電事業会社および九州電力系の「キューデンインターナショナル」とともに双日が参加。同国がソ連から独立以前に建設された古い発電所を、いまの日本でも広く利用される「ガスタービンコンバインド発電」方式に切り替えることで、CO2排出量の削減や、電力生産効率を高められるという。