農業

キルギス

キルギスの老朽化水路の整備に10億円超を贈与契約 JICAが2023年9月からプロジェクト

JICAは12月11日、キルギス共和国政府との間で、10億8700万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結したことを明らかにした。 農業が主要産業の1つを占めるキルギスでは、灌漑用の水資源が重要。ただ、水路などの設備は旧ソ連時代に作られたものが多く、現在、老朽化の問題に直面している。 今回の協力資金は、老朽化した灌漑用水路の維持管理用機材の更新などに使われる予定。期間は詳細設計や入札などの手続き段階を含めて、2023年9月からの2年間となっている。
カザフスタン

カザフスタンで7日間ビジネス視察へ 北海道の企業家らが5日に出発 一次産業と寒冷地技術を強みに

北海道の企業や自治体などを対象に、JICA北海道と北海道経済産業局が主催した「カザフスタンビジネススタディツアー」が5日、北海道から現地へと出発する。 対象のビジネス領域は、農業や畜産業などの一次産業と、寒冷地技術が生かせる分野。 視察先は首都アスタナと、商都アルマティの2都市で、現地企業の訪問なども予定されている。 ツアーを企画した狙いとして、中央アジアの市場は成長が著しい一方、日系企業の進出はまだ少ないため先行者利益を確保できるほか、北海道企業にとっては気候的・風土的観点から寒冷地技術のノウハウを活かせる点を挙げている。