【ウズベキスタン】五常・アンド・カンパニー、マイクロファイナンス機関「Renesans」に出資

ウズベキスタン
ウズベキスタン農村部の女性農家と温室

五常・アンド・カンパニー株式会社(東京都渋谷区、代表執行役CEO:慎泰俊)は、ウズベキスタンのマイクロファイナンス機関 JSC Renesans mikromoliya tashkiloti(Renesans) の発行済株式の9.8%を新株引受を通じて取得し、中央アジア地域での金融包摂事業を強化すると発表しました。

Renesansは、ウズベキスタンの農村部において、女性起業家や中小零細事業者(MSME)、自営業者に対し、利便性が高く、手頃で信頼できるマイクロファイナンスサービスを提供しています。2025年3月時点では、全国21支店を通じて約1.4万人の顧客にサービスを提供しており、営業貸付金は約24億円に上ります。

五常による今回の出資により、Renesansはその18年にわたる事業の節目を迎えるとともに、さらなる成長とマイクロファイナンス分野でのリーダーシップ強化が期待されています。

ウズベキスタン農村部の金融包摂を支援

Renesansの監査委員会会長Turdikulov Jamshidbek Salimovich氏は、以下のようにコメントしています:

この10年間で急成長した五常を株主として迎えられることは非常に嬉しいことです。両社のミッションが重なり合うことで、強固な関係性を築くことができると信じています。五常が蓄積してきたマイクロファイナンスの知見が、Renesansのさらなる飛躍に繋がると期待しています。

グローバル展開を加速する五常

五常は、南・東南アジア、中央アジア、アフリカなど14カ国でマイクロファイナンスを展開する持株会社で、2025年3月末時点での顧客数は約340万人に達しています。また、2025年1月には「B Corp™」認証を取得し、社会的・環境的なパフォーマンス向上にも取り組んでいます。

今回のウズベキスタンでの取り組みは、同国の未開拓な金融市場への進出を意味すると同時に、五常のビジョンである「世界中に金融包摂を届ける」ことの一環として重要な意味を持ちます。

出典:PRTIMES

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