南海トラフ地震の「巨大地震注意」が出された翌日(8/9)、岸田総理は、中央アジア5カ国首脳会談などが予定されていたカザフスタン、ウズベキスタンへの外遊を急きょ取りやめると発表した。
その後、8/9から8/13にかけて各国首脳と相次いで電話会談を行ったと外務省が発表した。
以下にその発表をまとめた。
8/9 19:15-(約10分間) カザフスタン・トカエフ大統領との電話会談
外務省の発表によると、岸田総理大臣が伝えたのは下記のとおり。
・8月8日に気象庁が「巨大地震注意」を発表したことを踏まえ、今後の危機管理及び災害対応のため、「中央アジア+日本」対話・首脳会合への出席を延期するとの判断を行った
・日本政府として、「中央アジア+日本」対話20周年の機会を捉えて、今後の日・中央アジア及び日本とカザフスタンの関係を引き続き力強く推進していく考えであることには何ら変わりがない旨強調した
・今般の訪問に向けた準備に謝意を表した上で、今回中央アジアを訪問できずに残念であったが、今後の訪問については、諸般の事情を踏まえつつ、適宜調整したい
これに対し、トカエフ大統領は下記の旨を述べた、とのことだ。
・今般の岸田総理大臣の判断を理解する旨述べた上で、日本との一層の関係強化に向けて引き続き連携していきたい
その後、以下の4カ国首脳とも電話会談を行い、いずれも上記と同様のやりとりを行ったと発表されている。
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