【8/9-首脳会談】岸田総理はカザフスタン、ウズベキスタン、モンゴルを歴訪へ

ウズベキスタン

「中央アジア+日本」対話という、国際交流の取り組みを続けてきた日本政府として、8月は大きな節目を迎える。岸田総理が中央アジアのカザフスタンを訪問し、同国およびウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンの各国首脳との会談に臨む。

岸田総理は8月9日、長崎県で執り行われる長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席。

そのあとカザフスタンの首都アスタナへと向かう見通し。現地の到着は夕方〜夜になるが、その後速やかに5カ国の首脳と会談したのち、共同声明を発表するものと見られる。

※写真はアスタナの名所「カザフエリ」

またカザフスタン訪問後には、ウズベキスタンとモンゴルを訪れる計画だ。

中央アジア5カ国をめぐっては、資源、物流、人材、新興市場など、ビジネスにおける各分野で世界各国から近年注目が高まっている。

中国・習近平国家主席も「上海協力機構」や「一帯一路」の枠組みのなか、今年7月にはカザフスタン・アスタナを訪問したばかりだ。

※写真はウズベキスタン・ミルジヨーエフ大統領との会談

例えば物流面では、飛行機を使った高額な輸送方法の代わりに、鉄道を使ってユーラシア大陸を横断するルートが登場しているが、その中間地点であり物流の要衝となっているのが中央アジアだ。

また人材面では、各国がIT関連の技術者育成に力を入れていて、そうした技術者の活用に日本企業も動き出している。このほか、堅調な経済成長を続けている地域でもあるため、新興市場として物販系の日本企業の進出もこのところ活発だ。

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