ウズベキスタンの独立系メディア Gazeta.uzによると、同国北西部のカラカルパクスタン自治共和国で、日本製の小型浄化槽システム“Jokaso”が活用され、地域の灌漑と教育施設の衛生環境改善に貢献していると報じられました。
◆ 灌漑用水の再利用で12〜13ヘクタールを潤す
報道によれば、同自治地区では設置以来、過去6か月間で約16,400立方メートルの浄化水が生成され、これが地域農地12〜13ha分の灌漑に利用されたとのことです。学校など公共施設の衛生環境向上にもつながっています。
◆ Jokasoの仕組みと期待される効果
Jokasoは日本で広く普及する小型浄化槽で、生活排水を微生物処理し、安全な水に再生します。中央アジアのインフラ未整備地域に適しており、導入が進むにつれ、住民の生活環境や農業生産性の向上が期待されています。
◆ 編集後記
カラカルパクスタンのような乾燥地域では、限られた水資源の効率利用が重要です。日本の浄化技術であるJokasoの導入は、現地の環境・教育・農業に複合的な恩恵をもたらす好例といえるでしょう。
引き続き、地方自治体やNGO主導による拡大展開や、他地域での波及効果にも注目していきたいところです。
出典:Gazeta.uz
“Qoraqalpog‘istondagi ijtimoiy obyektlarga o‘rnatilgan Yaponiyaning Jokaso …”