【体験】奈良で感じたサマルカンド──本場の舞踊と音楽に魅了された2日間

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2025年7月26日・27日、奈良公園バスターミナル・レクチャーホールで開催された「奈良×ウズベキスタン・サマルカンド友好交流フェスタ2025」では、日本とウズベキスタンの伝統舞踊と音楽のステージ公演が行われ、多くの来場者を魅了しました。

ウズベキスタン舞踊1

当日は事前申込制・抽選による入場にもかかわらず、26日は約250名、27日も170名ほどが来場し、会場は熱気に包まれました。登壇したのは、日本から参加した駒﨑万集さんやグリスタンさんに加え、ウズベキスタンから訪れた本場の舞踊団。本国チームの人数の多さと、その迫力ある表現に観客の視線が釘付けとなりました。

ステージ全体

観客のひとりはこう語ります。

「この2日間の公演を見てきましたが、音色一つ取っても日本にはないもので、新鮮でした。来場者にとっても、ウズベキスタンの魅力を感じる良い機会になったのではないでしょうか」

演奏シーン

楽曲に合わせて変わる華麗な衣装。その背後では舞台裏スタッフがプロ意識で支え、テンポよく進行するステージには、まさに“芸術としての一体感”がありました。

舞台裏の様子

「早着替えをこなす裏方さんたちも格好よかったですし、観客を引き込む力が特に印象的でした。本番前のリハーサルからお客さんが集まっていた初日の様子も忘れられません」

衣装替え後の舞台

フィナーレでは会場全体が手拍子と歓声に包まれ、ある観客の心には、ある一曲がずっと残っているといいます。

「サビで“サマルカンド”を何度も繰り返すあの曲が、今もずっと頭の中でループしています(笑)」

フィナーレ

ふだん奈良ではなかなか体験できない中央アジアの舞台芸術。その魅力を肌で感じた来場者たちは、サマルカンドという遠い都市を、少しだけ身近に感じたはずです。

この奈良でのイベントを締めくくったのは、「また観たい」「もっと知りたい」という観客の感想でした。2025年の大阪・関西万博における中央アジアの文化発信は、まさにこれからが本番。ウズベキスタンと日本をつなぐ文化交流の動きから、目が離せません。

観客の拍手

出典:奈良県(https://www.pref.nara.jp/59973.htm)

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